Wedding Column
演出アイデア
20211.1fri
意外と知らない?ご縁が深まる<神前式の魅力♡>
マロンウエディング
神前式と聞いて、皆さんはどんな挙式をイメージされるでしょうか?
古めかしいイメージや、堅苦しい印象を持っている方も多くいらっしゃると思います。
ですが、挙式の流れをみていくと、趣ある古式ゆかしい和婚の魅力がたくさんあります♡
今回は、夫婦となるふたりの幸せを願う、神前式の挙式内容と演出を5つご紹介します。
花嫁行列
参進の儀とも呼ばれる、挙式のはじまりの演出です。
神職や巫女を先頭に、野点傘をさした新郎新婦、両親、親族と続いて神殿へ向かいます。
夫婦となる未来へ歩きはじめた立派な晴れ姿を披露することで、ふたりの気持ちが高まる
ことはもちろん、これからも大切なひとたちと歩んでいくという決意表明になります。
神社のなかを歩くため、花嫁行列に参加していないゲストのほか、居合わせた参拝客から
祝福の言葉を受けることもあり、しみじみとした一期一会のご縁を感じられます。
誓詞奏上(せいしそうじょう)
教会式や人前式でいうところの、『誓いのことば』です。
神様に結婚の誓いをたてます。
漢字だらけで、形式ばっていてむずかしそうなイメージを抱くかもしれませんが、実は
『結婚の報告』『夫婦の誓い』『締めの言葉』と、その構成内容は3つだけ。
神社や式場で定型の誓詞を用意してくれますが、この3つさえ盛り込めば、ふたりだけの
オリジナルの誓詞を読み上げることもできるんです♡
どんな夫婦になりたいか、どんな家庭を築きたいか、『夫婦の誓い』のことばをふたりで
話しあいながら誓詞をつくることで、当日は緊張感の中に小さなワクワクがうまれます。
また誓詞は新郎が読み上げるため、和装に身を包んだ頼もしい新郎の立ち姿や横顔を見て
いつもとは違った凛々しさや存在感を感じられるのも魅力です。
玉串拝礼
榊に四手をつけた『玉串』を、末永い夫婦の幸せと繁栄を願って神様に捧げる儀式です。
ご神木を大切にするように、日本では古くから植物には神様が宿ると考えられており、
常緑樹の葉は、どの季節も光沢が美しいため『栄える木』と掛けて玉串に使われます。
神様と人をつなぐ『境の木』ともいわれており、永遠の愛と幸せな家庭を築きたいという
ふたりの想いを神様に届けてくれる、神前式ならではの演出が素敵ですよね。
水合わせの儀
新郎新婦それぞれが、実家から汲んできた水をひとつの盃にそそぐ、伝統ある婚礼儀式。
育ってきた家庭環境のちがうふたりが、力をあわせ新しい家庭を築くことを意味します。
神殿の神聖な雰囲気と、水を合わせる清廉な様子がよく映えて、印象的な1シーンに。
近年では、砂やフルーツを使ってアレンジを加えた水合わせの儀も人気がありますので、
気になる方はぜひ、挙式の演出に取り入れてみてください♡
折り鶴シャワー
ジャパニーズスタイルのフラワーシャワーです。
鶴は昔から縁起物ですので、ふたりの健康や末永い幸せを願う意味も込められています。
千代紙や和紙でつくると彩りも鮮やかなので、挙式のラストが一気に華やかな印象に。
かわいらしい水引や紙風船など和風小物を混ぜておくと、落ちていく様子にも変化がついて
さらに印象的な退場を演出できるのでオススメです♡
気になる内容や演出はありましたか?
やってみたいと感じたら、ぜひ神社での神前式を検討してみてくださいね♡
人生の節目に、人とのつながりを感じられるような、心温まる和婚もいいなと思っていた
だけたら嬉しいです。
記事を書いた人
マロンウエディング / 編集部